学生将棋日記(平成11年2月)
学生将棋日記 目次
最新の日記
2月1日
- 人気投票、プロ部門は第11期開始、
アマチュア部門は終了。いろいろありましたが、1年間ありがとうございました。
- で、現在「学生将棋 棋士名鑑」のプログラム作成中です。
2月2日
- というわけで、「学生将棋 棋士名鑑」
はじめました。どうぞよろしく。
- 将棋世界の3月号が
出てないかと思って大学の書籍部に行ったんですが、まだ出てませんでした。
そのかわり2月号が10冊くらい売れ残ってました。
年末年始だったからか、それとも純粋に売行きが落ちているのか…。
2月5日
- 京大将棋部掲示板公開。
- はじめからすごい勢いですね。メンバーの年齢的にも、OBが常駐している
東大掲示板
に比較すると現役メンバーが多そうです。
2月6日
- 上川さん、女流プロに。上川さんは埼玉大OGで、東大の合宿に来たこともあります。
おめでとうございます。
- しかし、上川さんがいた頃の関東女流棋界は人数も多くて
レベルもそこそこ高かったんですが、昨秋は参加者不足で女流戦なしでしたからねえ…。
まあ、人が減ってるのは女流戦に限らないんですが。
2月8日
2月10日
- 本郷三丁目駅前に新しい本屋・文泉堂が開店。というわけで、
将棋関係の品揃えをチェック。
- 雑誌は、将棋世界、
近代将棋、
NHK将棋講座と揃ってますね。
- 単行本は…連盟発行のとか、他のいろいろなところ発行の詰将棋・
入門書はありましたが、毎コミ系
が全然ありませんね。ちょっと使えないかも。
- それから、羽生の頭脳は1〜4だけありました。何か意図があるんでしょうか。
それとも居飛車対振飛車の本の方がよく売れるんでしょうか?
- そういえば、毎コミもそろそろ新・定跡ガイドとか出してほしいなあ。
- 僕が三間飛車指すようになったのも、これの三間飛車ガイド(武者野七段監修)
がわかりやすかったから、というのが理由の一つなんですが。
2月11日
- 王将戦第4局は羽生王将が勝って3連勝。
- うーん、森下八段、今回は佐藤康名人の壁を突破したとはいえ、やっぱり
やられ役ってイメージが…。昔は「準優勝男」なんて呼ばれてましたし。
- まあ、そういうところまで何度も来るってのは安定して強いのは間違いないんですが。
2月13日
- 社会人代表のリコーと学生代表の
早稲田大学
とで戦われた
アマチュア将棋団体日本選手権(7人制の団体戦)は、
5−2(早稲田の不戦勝1)でリコーの勝ち。
- うーん、まあ実績で比較するなら順当なんでしょうけど…。
- プロの順位戦
B級2組、
内藤九段がB1復帰。普通あの年で落ちたらもうダメとしたものですが、
さすがですな。
- まあ、相手に恵まれた感もなくはないですが、しっかり全部勝ってますからね。
- しかし、藤井竜王と先崎六段のどっちか一人しか上がれない、ってのも残念ですな。
- ついでに言えば、北浜六段はB2以上では大差で一番若いはずなのに、
いまいちパッとしませんなあ。
2月14日
- 日曜朝8時半からやっている
「どれみ」
のオープニング、いいですなあ。
作曲の池毅氏(
これとか
これ(誤植やね)とか)もいいし、絵もいい出来だし。
2月20日
- 西日暮里で上川さん(埼玉大H9卒)の育成会卒業祝賀会。(登場人物は下の方参照)
- 集合場所で山本・高田・久保本と雑談しつつ待っていると、
まず大野さん・伊藤さん・馬場さん・小西さん登場。
…と、なぜか松本君・中村君・三和君・芹田君の姿も。なんかすごいです。
- 会場についてしばらく経つと上川さんが登場し、祝賀会開始。
- いろいろ話しているうちに、L研に行っていた人も合流して、
下のような大所帯に。しかし、将棋関係の集まりで女性がこんなに集まるってのは
すごいことです。企画の方々(大野さん?)には頭が下がります。
- で、その時の感想などを。
- 上川さん…B1期、A2期のスピード出世には驚きました。しかし、
晩酌は…うーん。そういえば、花束etc. 贈呈のとき、高田が
「私は実弾を」とお酒を贈って笑いを誘っていました。
- 村松さん…1月のオール学生の時はお世話になりました。
休日に仕事があることが多そうで…って、連盟も一種客商売だから当然か?
- 小西さん…学生時代はほとんど印象がなかったです。すみません。
他の人と記憶が混じっていておかしなことを言ったかも。
- 比江嶋さん…昔学生大会で何度か見かけたことはあったんですが、
話したのは初めてでした。おとなしそうな人でした。
- 北尾さん…元気な人というかはじけた人というか…日本酒をよく飲んでましたし。
なんか、顔が吉澤君(早大D1)に似てなくもなかったような。メガネが似てただけかも。
- 安食さん、馬場さん…そういえば、ほとんど話さなかったような。もったいない。
- あと、久保本や中村君と終盤の指し方(「相手は必ず間違う」と思って指すかどうか、
間違うとしてどう指すか、etc.)について話した気が。しかし、周りでは
私の棋力では理解できないだろうと思われていたらしい。
…いや、理解はできてるつもりなんですが。実践できるかどうかはともかく。
- あと、なんかEVAの話題も出たような。
- しかし、こんな女性の多い、かつ女性率の高い集まりなんて
私には滅多にない経験でした(過去の記憶では小学校の同窓会(2回)くらい)。
そういうわけで結構ハイになっていたような気がします。
- ちなみに1次会参加メンバーは(カッコ内は入学年、敬称略)
-
東大…
堀井(H4)、山本(H4)、
香山(H4)、
高田(H5)、
正永(H5)、東野(H6)、久保本(H6)、
石川(H7)
-
慶應…河原(H7)、関向(H6)
- 京大…松本(H4)、
中村(H5)、三和(H6)
- 立教…芹田(H7)
- 女流…上川(埼玉大H5)、村松(神奈川大H4)、小西(横市大H5)、
大野(聖心女子大H6、東大将棋部)、馬場(立教大H7、
早大将棋部)、伊藤(慶大H7)、
比江嶋(東工大H4?)、北尾(高校生?)、安食(清泉女子大、早大将棋部)、加藤(日大H8)
- その後、上川、大野、伊藤、馬場、加藤、香山、正永、東野、久保本、
石川というメンバーで2次会へ。
- 話したことで記憶に残っていることを書くと、
- 女性はやっぱり「タイタニック」が好きらしい。
- 加藤さん「カレカノは面白い」。
僕もそう思います。
しかし、有馬を見てると、なんとなく嫉妬に似た暗い感情が
ちょっと湧き上がってくるのも事実。
- その後、女性陣をさしおいて香山・正永・東野・久保本で主将論で盛り上がる。
アホですな。(いや、主将論はともかく、この場でやるのが)
- そうこうしているうちに、上川さん、伊藤さん、馬場さんはカラオケに。
私は正永の東南アジア旅行話を聞いたり、
久保本と人生を語ったりしていたような気がします。
- で、なんやかんやで4時半頃お開きに。
- 東京駅まで来て、なんか靴の中に違和感を感じるので見てみると5円玉が。謎。
- いや、しかし楽しい一日でした。
2月22〜24日
- 大野さんに昔すすめられた清水玲子「輝夜姫」を読む。面白いです。
なんか4巻と5巻の間くらいで話の流れが変わっているような気もしますが。
- …と浸ってたら、なんか日経夕刊のコラムでも紹介されたり、
巷で臓器移植が話題になったりしているし。
2月27日
- 東大将棋部追いコン…なんですが、
風邪のためちょっと顔を出しただけで帰宅。残念。
- しかし、新主将はどうなるんですかね。このまま空位でしょうか。
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