矢内理絵子女流王位が4月20日の「國府田マリ子のCOME ON! LIPS FACTORY」にゲスト出演したときのレポートです。ちなみに、 私の主観的國府田マリ子評はこちら。
Yが矢内さん、Mが國府田マリ子さん(マリ姉)、#が私のコメントです。 M:COME ON! FUNKY LIPSスペシャル企画深夜の国民大投票LIPSが選ぶヒーロー&ヒロイン列伝! #ということで、矢内さんの登場です。 M:なんかさー、この番組始まって以来の格調高い雰囲気が中に流れてるのはなぜ? #矢内さんの服装は、白いサマーセーターに黒いストライプのジャケット、という紹介の後、 #話に入ります。 M:この春高校を卒業されたということで、いきなり学校に行かない生活になってしまいましたが Y:そうですね、やっぱり時間に余裕はできたんですけど、ちょっと寂しいものがありますね M:学校の友達と遊びに行ったりはされないんですか? Y:全然ないですね M:えー、電話したりとかしないの?長電話とかぜんぜんしないの? Y:しないです M:将棋指してる? Y:ずっと M:ぱちんぱちん… Y:そうです #うーん、マリ姉ちょっと出鼻をくじかれたか(笑) (大分県大分市のペンネームコサインシーナさんからのおたより) (埼玉県行田市ペンネームへっぽこ侍さんからのおたより) #マリ姉と矢内さん、埼玉出身という共通点が (矢内さんに「筋がいいですね」と言われて嬉しい、という内容) M:おおー、筋が良かったんですね、彼は Y:そうなんでしょうね M:(笑) Y:(笑) #まあ、確かに答えにくい質問?ですが。 #で、将棋の話へ #マリ姉は、小さいときに父親に将棋を教えてもらったけど、全然覚えてないとのこと #で、 M:将棋の仕方を教わるのはあまりにも時間と私の力がなさすぎるのでですね、 このぱちーんといういい音をさせるにはどうしたらいいのか Y:これが難しいんですよ M:(笑)難しいんですか Y:やっぱりちっちゃいころから…この手つきを仕込まれるというか、 こう手首が上がっちゃうといけないみたいなんで、手首をこう下ろして 人差し指と中指で挟んでぱちんとやるんですけど、私もなかなかいい音がでないもんですから(笑) #というやりとりに。 #次は、将棋を始めたきっかけ。小学校3年のときに、 Y:私の父がとても将棋が好きで、仕込まれちゃったんです(笑) M:それは自分の将棋の相手をさせたいがために Y:うーん、どうなんでしょうかね…最初から女流プロにさせたかったのかもしれないですね #とのこと。ちなみに、 M:最初教わったときというのは、お父さん強かったんですよね Y:そうですね、今も強いですけど… #だそうです。で、その後、4年のときに現師匠の関根茂九段の自宅教室に通い始めて、 #5年のときに女流育成会に入会、とのことです。 #それから、 M:将棋のプロというお仕事はどういうものなんですか Y:プロ同士で、ま、真剣勝負で、大体女流棋士の場合だと一人持時間ていうのが2時間、 好きなように考えて使える時間があるんですけど、その時間をフルに使って一生懸命考えて、 勝って勝って… #「勝って勝って」って… #で、もう一度プライベートの話。 M:ねえねえ、お友達と遊びに行ったりしないんですか? Y:ないです M:もうすぐゴールデンウィークですけど… Y:しないです M:え、将棋楽しい? Y:楽しいです M:そうかー Y:はい M:うーん… #矢内さん、言い切ってますねえ。マリ姉もとっつきにくそう。 #でも、さらに切り込むマリ姉 M:彼氏とか好きな人ができたときにデートとか行かないんですか Y:そういう人がいないから(笑) M:え、好きになったことないの誰も Y:(間)うー M:そんな聞き方ないよなー國府田、ごめんね ちょっと未知の世界だったからすごいいっぱい聞きたいことがありすぎて Y:どんどんなんでも M:ありがとうございます #マリ姉自爆(笑) #次に、印象に残った対局について。やはり、女流王位獲得の1局とのこと。 Y:8時間か9時間かかった将棋だったんで、ほんとに疲れたんですけど… #そして、前半のまとめ。 M:ズバリ将棋の魅力を Y:将棋の魅力は、全てのことを忘れてその将棋だけに集中できる時間が取れるというのが 私はすごくいいなと思います M:それはでもなんかすごくわかる気がする、自分が大好きなものにすごい純真無垢に 対してるときってすごい素敵だよね Y:そうですよね M:リフレッシュもするしね Y:はい (歌、CM) #後半はさらにもう一度プライベートの話から M:どうしてもプライベートが気になってしょうがないんですけれども、お洋服とか自分で買いに… Y:いえ、洋服はもう家族全員で(笑) M:え(笑)買いに行くの? Y:はい、みんなでこれがいいあれがいいって(笑) M:(笑)家族仲いいんですね Y:そうですね、はい #なんか、前半に比べて会話が弾んでいるような。歌・CM中になにかあったか? (東京都東大和市のペンネーム将棋アマチュア三段ビタミンC飴さんからのFAX) #私は先崎六段の「初王手 目のくすり」という座右の銘が好きなんですが、矢内さんの #座右の銘は?という質問…なんですが、「初王手 目のくすり」って座右の銘か? M:その前にまず私に先崎学先生の「初王手 目のくすり」の意味を教えてください Y:初王手っていうことで、とにかくなんでも王手ってやるのは気持ちがいいことなんですよ(笑) それであの初王手をやると…なんていうんですかね…目の薬っていうんですから… 目にいいんでしょうねえ M:(爆笑) M:そんな理絵子さんですけれども座右の銘はありますか Y:座右の銘というか、将棋連盟の方で私の女流王位をとった記念なんでしょうかね、 扇子を販売してくれているんですけども、それには果敢という、あの積極果敢の果敢という 文字を書いてます #ここでまたまたプライベートに戻って、 M:恋愛のことって積極的?もし好きになったら Y:どうですかね…いや… M:お父さんいるからなー、答えにくいよなー(笑) Y:え、でも私はずっとだまってるかもしれないし M:え、どうして? Y:積極的にいくかもしれないし M:(笑) Y:(笑) M:そっかそっか #次に、矢内さんにとってのヒーロー、ヒロインは誰、ということで… Y:相撲の若乃花関…がヒーローというかファンなんですけど、ちょうど偶然なんですけども、 私が女流プロ棋士になれた日に若乃花関が初優勝したということで(笑) ちょっと嬉しかったんですけど(笑) M:ヒロインは? Y:あ、ヒロイン、ヒロインは考えてなかったです(笑) #それから、将棋を始める人に何かアドバイスを、という話になりました。 M:勝負事でしょ?だから負けるとやっぱり気分がすぐれないわけで、それでずっとずっと 負け続けたときに、「やめてやるぅ!パーン!」ってなってしまいそうになったときに、 理絵子さんはどうしてたで… Y:私はもう我慢して一生懸命やってたんですけど、やめたくなっちゃったときがあったら… 自分より弱い人を見つける M:(笑) Y:(笑)それで勝つ喜びをもう一度味わって… #いや、確かにそうなんでしょうけど…おそれいりました。 #あと、どうしたら強くなれるか、という質問には、 Y:やっぱり毎日の努力が必要だと思うんですけど、さっき言った弱い人を見つけると いうのの逆で、ちょっと自分より強い人を見つけて鍛えてもらうというのも 強くなれるんじゃないかと思います #こちらは正統的な答えですね。 M:最後に、LIPSを聞いているリスナーのみんなに自分が信じていることを かなえるためには、どうしたらいいかというのを一言ぜひ Y:そうですね、ぜひみなさんに将棋を覚えてもらって、どんどん将棋が 広まってもらいたいと思っているんですけど、みんなで楽しく指せたらいいなと(笑) M:やっぱり楽しくできたらいいですよねー Y:はい #なんか答えがずれているような…。 #と、こんな感じでした。前半は、マリ姉も話しづらそうでどうなることかと思いましたが、 #後半はそれなりに話もはずんでいたようです。 #それから、矢内さんは、口数は少ないけれど言っていることは結構スパッとしている、 #という印象でした。